かつて路上で生活し、現在自立のため活動をされているAさん。
生活困窮世帯で育ち、幼少期からいじめに遭い、引き籠りの生活を送っていました。
社会から孤立してしまった彼も、成人後、両親が他界。自力で生活することを余儀なくされました。
アルバイトをするも人間関係をうまく構築できず、長くは続きませんでした。
誰にも相談することもできず、生活状況が悪化し、ついに路上生活者となってしまいました。
それからは想像もできないくらいの過酷な日々が続いたそうです。
しかし、他人を信用することができなかったAさんでしたが、過酷な路上生活を脱出したいと、
思い切って相談したのが延岡ほほえみの会でした。
Aさんがアパートに入室し、とにかく嬉しかったのが、安心して眠れることだったそうです。
現在Aさんは、統合失調症と診断を受け、治療を受けられるようになりました。